一昔前のパチモノファミコン本体は、ほとんどがキーボードタイプでした。
世界のジャッキーがイメージキャラクターだったこともあるパチファミコン。
中国ではゲーム機の販売が禁止されていた時期があり、そのときに「学習用教材」として売られていたものという話を聞いたことがあります。
「
たまたまファミコンソフトが動いちゃう学習用教材」という位置づけ。
たまたま動いちゃうだけなので、ゲーム機じゃない。
その証拠に学習用ソフトがついている。
画像は全てタオバオから引用。
本体はすぐに壊れちゃうけど、カセットは比較的丈夫なので残っていることが多い。
そのカセットだけ安値で売られていることが多い。
中国にいるときはキーボードタイプのパチファミコンを持っていたけど、やはりというかなんというか速攻壊れた。
カセット挿すところがすぐにダメになる。
そんなわけで
無用の長物、学習カードだけある。
小霸王の「詞霸」という英語の教材。
「与国家教委全国中小学計算机教育研究中心聯合推出」って謳ってる。
中身はこんな感じ。ケース付。
よく見てみると、
「小霸王電脳学習机専用卡」と。
要するに学習機専用カートリッジだと。
ファミコンカセットと同じ形状なのは単なる偶然。
裏には電池を入れるところも。
「中山市小霸王電子工業公司 栄誉出品」。
堂々としたもんです。
一応電池のバネみたいなやつはあるから基板に電気が走るのかもしれない。
今回はしません。
でもこのカセット、
シール貼る場所間違ってるよね。
ほら。
本来はここに貼られるべきものなんじゃ。
もしかすると別の場所にシールを貼ることで「ファミコンとは違うアル」ってアピールなのかも。
小霸王学習機専用カートリッジと言ってもファミコンカセットと端子が同じなので、
ファミコンに挿せます。
ちなみにファミコン本体は純正品なんだけど、
ロケットニュースでファミコンの日に書いた記事のために蓄光テープを貼ったので怪しい感じになっております。
夜になると毎日こんな感じ。
みんなもやってみよう。
ファミコン本体の電源を入れると、
タイトル画面が出てきて
ここで止まる。
コントローラーの何ボタンを押してもウンともスンとも言わない。
そこで今回思いついたのが「
ファミリーベーシックのキーボードを使ったら動くのか?」という内容。
というわけで、
早速繋げてみる。
いろいろ押してたら、
先に進んだ。
このキャラもどこかで見たことあるけど別人だろう。
サーカスしているやつは友達だよね。
全てのキーに反応するわけじゃないのがポイント。
キーボード側の信号がキーボードタイプのファミコンと一致しているところだけが生きてる感じ。
とりあえず反応したのが、
「6」「H」「K」「+」の4つ。
それ以外は無反応。
ここから先には進めず。
マウスが必要か、ファミリーベーシックにはないキーの信号で反応するか。または電池入れれば動くのか。
電池を入れてみたいけれど、ちょっと不安なんだよね。。。
学習ソフトは手に入りやすいので、また何か試してみます。